濃厚な半年間の旅
2023年12月16日に、今年度のManabeeプログラム全日程参加の皆様の報告会と交流会を開催しました。
これまで少しずつ形を変えながら回数を重ねてきたManabeeですが、本年度は子ども基本法が制定されたことをふまえて、「こどもまん中」として、「こどもの権利」に触れながらの実施でした。
また、コロナ禍前には行われていた伝説の(?)合宿も復活。
全日程参加の方々は丸2日の講座に加え、オンライン交流会、合宿、そしてグループごとの共有プログラム作り、共有プログラム本番…そして今回の報告会で、濃厚な半年間の旅を見事修了されました!
せっかく参加して頂く皆さんに、机上での学びにおさまらないものをお届けできるようにと、哲学対話、NVC、朝ヨガなどを取り入れたことは、運営メンバー一同にとっても工夫と挑戦の旅でもありました。
対話で創り上げる
報告会では、二つのグループから、それぞれの共育プログラムができるまでの過程について、そこから感じたことをスライドを通してご報告いただきました。
ブログ↓
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【Manabee Bチーム 共育プログラム】『問題解決RPG みんつく』への The Long and Winding Road
共育プログラムでは、Manabee の講座で学んだこと「自己肯定感・自己決定・対話」をベースにして、チームのメンバーと共にゼロから実施するプログラムを創り、こどもの森の子ども達に実施して頂きます。
講座で始めて会った、個性も年代も職業もバラバラなメンバーで一つのプログラムを作り上げます。
それも、出来る限り「対話的に」。
思っていることを、流れをさえぎって言うこと
誰かの意見を「聴く」こと
お互いの得意なことを活かし合うこと
苦手なことは無理しないでいいと思うこと
プログラムの中身、学校の子ども達の反応についての報告に留まらず
「プログラムを創る過程」から得た気付きをたくさんの方が話してくれました。
ゼロから創るって、なかなか難しいのですけど、みなさん思いきり味わってくれたのだな、と嬉しく思います。
熱い思いあふれる交流会🍀
交流会ではおいしい食事と飲み物を片手におしゃべりをしました。
その中でひとりひとりの方が語ってくださったのは、「この学びを、こんな風に社会に向かって活かしていきたい」という思いでした。
これはまさにESD!(Education for sustainable development)
半径5メートル、手の届くところからのアクションをするということを毎年お伝えしていました。
今回のプログラム編成では、いつもお伝えしていた「ESD」の講義部分が少し削られているので、少し気になっていた運営チームでしたが、全く心配いりませんでした。
「どうやったらいいかな。」「こうやったらいいんじゃないか。」
「できるかな。」「できるできる!」
人数も控えめで静かだけれど、とても熱い思いの溢れる場となりました。
マナビーのプログラムは終了ですが、お一人お一人が、それぞれの場所で一層はばたかれていくことをとても楽しみにしています。 またお会いしましょう!
(Y.T)